先日、ロボットやAIなどのスタートアップの展示がJR大宮駅でありまして、行ってみました。AIできき酒、駅弁の自販機、パスタを調理するロボットなど、身近なことが最新テクノロジーで全く違う価値を生みます。
ロボットアームによるパスタ調理は、時間がかかるのですが、それをみているのも楽しいし、アームの動きも意外とかわいいし、カメラでお客さんの性別や年齢を認識して、それに合わせた言葉をかけてくれるのも楽しいです。サンフランシスコのオフィス街でみたCafeXのロボットアームは、会話はありませんが、リズミカルな動きと「どや」ポーズに、街行く人は、興味津々で見て、コーヒーを注文しています。
外食や中食の分野にもロボットが実用化され、すぐに厨房やサービスの場に、ロボットが日常化する日も近いと思います。
世の中変わるな〜と感じます。たまたま、大宮駅でパスタを作っていたロボットを操作しているQ bitさんが、兵庫県西宮でもコーヒーをいれている話を聞き、行ってみました。予想以上に、中高年の女性がたくさん利用されており、一日140杯くらいが売れるそうです。
<<ドリップ式でコーヒーを入れてくれます。タブレットの画面がロボットの顔になっていて、声も可愛い>>
その前にあったパン屋さん、Rベーカーさんで見つけた「れんこんガレット」というパン、皮ごとスライスしたれんこんが大胆にのっていて、迫力あります。ロボットコーヒーと一緒にいただきました。。
しっかりマヨネーズ味、ロボットを見ながら、味覚も変わってきたなあと思います。れんこんのマーケティングに関わっており、レンコンといえば、きんぴら、はさみ揚げ、、お醤油味、そしてご飯のおかずで食べる提案をすることを、当たり前のようにしてやってきましたが。もはや、醤油味噌味提案しても若い人には届かないなあと。また、お米でなくてパン。惣菜の分野でも、最も伸びているカテゴリーは、袋物惣菜につぎ、惣菜パン。もう日本人の味覚も変わってきてるんですね。
マヨネーズ、ニンニク唐辛子、脂肪、ANUGAでも、ニューフレーバーやシークレットスパイスなどがキーワードで上がっていましたが、まさにその通りだなあと、旧人類はやっと気づきました。食は保守的であると言われていますが、転換点を超えて、ガラリと変わっているのかも、、と
2020年を目前の年の暮れ、いろいろ考えています。