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post by Fumi Michihata
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パンは十分、お菓子を食べます!マリーアントワネットもびっくり!

2019年11月29日 01:16 - Miki Michihata
 今年生まれる子供の数は、確実に90万人を割り込みそうです。反出生主義という言葉があったり、環境のために子供は産まないという若い世代の主張もあったりするので、まあ、自然の流れかな~とも思います。が、やはり厳しい経済を反映しているのですよね。とはいえ、新しい商業施設は、どんどん開いていきます。渋谷のスクランブルスクエア、パルコ、大阪では、ヨドバシカメラ裏のリンクス、心斎橋大丸、、、どこも新しいものは特になく、「ふーん」て感じです。もうモノは要らないし、あらゆることに食傷気味なんですよね。食べ物は、いかに食べないか。暮らしのものは、いかに減らすか。がテーマになっているのに、どんどんモノを供給されても困ります状態です。何が売れるのだろうね~、業界人はほんと苦労されていることと思います。

食べるものも、情報。若い人は、インスタ映え、情報、もはやお腹はいっぱいで、SNSでリア充をアピールするかなんですね。

 スクランブルスクエア、心斎橋大丸。惣菜売り場はそんなに人がいないのに、スイーツ売り場は、若い女性であふれていて、にぎわっていることが多いです。「パンがなければ、お菓子を食べればいい」と、マリーアントワネットは言ったそうですが、今や、パンはもう十分。お菓子はきれいだから、皆に見せたいから、食べる(購入する)だけよ~という時代になっているな~と、おばばは、若い世代の消費行動を、まさに、ふーんと見ています。

お菓子屋さんの集まり、全国菓子製造組合連合会(全菓連)が、お菓子にまつわる統計をサイトに掲載しています。1961年(私の生まれた年!)から2016年まで。エンゲル係数は、24%程度で、家計支出に占めるお菓子への支出もあまり変わらずで、1.7%程度ですが、自家消費だけでなく、ギフト需要が増えていることがわかります。
またお菓子の中でも売れているのがチョコレート。簡単に食べられて、オフィスでもぽいと口に入れられる手軽さもいいのでしょうか。こちらは、バレンタインデーで、自分へのギフトという需要も増えていますね。

最近は、洋菓子店の倒産件数が増えたとも言われていますが、これだけ増えているお菓子への需要はどこへいっているのでしょうね。個人店からコンビニ、また家族でケーキを囲む機会も減っていることでしょう。ギフト需要も、オンラインで購入するようになっちえるのでしょうか。

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この記事の執筆者:
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道畑富美
パンは十分、お菓子を食べます!マリーアントワネットもびっくり!
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