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post by Fumi Michihata
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ミールキットについて話します(12月4日サイエンスフォーラム)

2019年10月14日 20:32 - Miki Michihata
   消費税増税で内食志向が高まります。そして、その延長上でミールキットにも注目が集まっています。
今回のドイツ視察では、ミールキットを試す機会がありませんでしたが、ドイツのベルリン発のミールキットブランドHello Freshは、欧州、米国そして豪州など11ヵ国に展開し、240万人の会員がミールキットサービスを利用しています。

スーパーでミールキットを見つけることはできませんでしたが、いくつかミールキット風のレディミール、そしてANUGAでミールキットを扱うオランダの企業ブースをみつけました。ひとつは、ドイツREWEでかった日本照り焼き焼きそば!あけてみると、麺(ビーフン)と濃いそうなソースの二つが入っておりました。人参と生姜を千切りにして炒めろという説明書きがついていました。帰りのスーツケースにも入れられないと置いてきました。ごめんなさい。  

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<<麺はくたくた、ソースはドロッと。4.99€と効果です。あちらはちょっとWOK(中華炒め麺)が流行りです。>>

見本市のANUGAでは、オランダの食肉企業が、ミールキットを出していました。この会社は、肉屋さんでありながら、BEYOND MEATを展示し大賑わいでして、この写真のおエラいさんしかつかまらず、とりあえずオランダ国内で、オンライン販売を試験的にやっているということしかわからず、価格など詳細は聞けませんでした。  
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最近、日本のミールキットも価格の安いもの、冷凍温度帯のものなどいろいろ出ています。もっとミールキットの意味を広く捉えたほうが、広がっていくように思います。先日、セブンアイグループの新業態、コンフォートマートで見つけたお肉と野菜のセットは、これをミールキットと呼ぶならばいいなあと思います。肉と野菜とタレがセットになったもの。価格も手ごろで便利です。同じ内容で、いわゆる生惣菜というわれる、肉と魚がセットになったものもありますが、レンジで調理するより、フライパンで炒める方が、生臭さも飛んで、肉もカリッとおいしいです。 
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<<QUICK PANシリーズと名付けられたミールキット>>

 ミールキットについては、12月4日(水)飯田橋にて サイエンスフォーラムにてお話をいたします。実際にミールキット事業に取り組んでおられる日本アクセスの商品開発部長の話が伺えます。お時間ある方はいらしてください。 cut_yasai_VIEENA_MERKUR.JPG トップページの写真は、ウィーン市内の地下鉄駅直結モール内にあるMERKURというオーストリアのスーパーのカット野菜売り場です。料理方法に応じて、さまざまなカット野菜が販売されています。
この記事の執筆者:
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道畑富美
ミールキットについて話します(12月4日サイエンスフォーラム)
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