11年目となるスイーツ・デリ研究会のクリスマスは、いつものクリスマスケーキ爆食ではなくて、「ミールキットと冷凍」をテーマにピカール商品、RF-1のミールキットサラダ、そしてシャトレーゼの冷凍クリスマスケーキなど集めてみました。
<<芋研究が続いたので、ポテト多め、ピカール製品のみ>>
ピカールは、都内に9店舗を展開し、だんだんファンを増やしているようです。今年はクリスマスへ向けて、フォアグラやオマール海老などの高価格商品やクリスマスケーキなど、パーティ需要を満たしてくれる商品がたくさん並んでいました。中には売り切れた商品もあったようですが、研究会用に、スキンパック冷凍のオマール海老、日本で包装されたものですがニュージーランドラムを購入。また焼成済みのローストチキン、これも日本製ですが買ってみました。
本来このオマール海老は、生食用で本国では売られているそうですが、日本では食品衛生の観点から加熱調理をすることを説明書きに入れています。フランスでも刺身みたいな食べ方をするようになってきているのですね。ほ~と感心。
さて、スキンパックの冷凍包装は、ピカールと同じくイオングループのミニストップがお弁当を扱っていますが、このラム肉も約1日冷蔵庫で解凍しましたが、ドリップが少なく、非常に良い状態で解凍することができます。欧米ではごく普通にスーパーマーケットでも冷凍肉、冷凍魚介類に使われております。品質保持の観点では、より安定的に、そしてよりロングライフということで、売る側からも消費者からも支持されているものです。日本でももっと導入されるとよいなあと主婦としては切望するものです。
<<3,900円はちょっと高いかな~。どうやって殻をむくのか、、秘密を見に行きたい!>>
<<ピカール製品ではないですが、NZラムを日本でスキンパックしたもの>>
ピカールはフランス国内一千店に加えて、周辺の国々にも展開している冷凍食品専門店です。自社の工場は持たず、店ではロスなく、バックヤードも不要、その効率の良さがリーディングカンパニーの所以です。それだけにマーケティング力、商品開発力が飛びぬけているなあと感じます。その使い勝手の良さと商品設計のアイデア、唸るものがあります。
(ミールキットの可能性)
今年はミールキットが話題になった年でした。このピカールのもみの木ポテトは、ミールキット的な商品。積み木のように組むのもまた楽しいです。ロック・フィールドさんのミールキットサラダも高価(スモークサーモンとたこのカルパッチョ風サラダ3,200円、トリュフ香るホワイトアスパラガスのシーザーサラダ 2,900円)ながらも、自分で盛り付けるのは楽しいかな。こういう非日常の場であれば、この価格も許されるかな。売り場では見栄えのよいサラダも買って帰ると全然違うやん?!となる場面が多いサラダは、ミールキット向きではあるなあ、と改めて感じました。
<<もみの木は、発想がよいですね~。子ども喜ぶ、これもミールキットのひとつ>>
<<RF-1のサラダキット 3,200円!どういう人が買うのかわかりませんが、盛り付けすれば、それなり>>
そして、シャトレーゼの冷凍ケーキ、イチゴは別にのせてというのもミールキットの要素、なんと転写シートも入って、自分で書いた字や絵がチョコレートに写せる!のというもびっくりです。ケーキ屋さんもいろいろ考えていますね。冷凍ケーキは、小麦、玉子、乳を使わないアレルギー対応のものも買ってみましたが、ふんわり軽くて、クリームもあっさりしておいしいものでした。

冷凍の技術は進んでいるなあと感心するとともに、小麦、玉子、乳抜きでここまでのケーキができるとは、改めて食品技術は面白いなあと思います。来年は、元号も変わって、きっと食品も大きく変わっていくはず(と勝手に思っております)。2018年あちこち動き回った年でしたが、来年は、食品まわりの技術をもうちょっと勉強しなくてはなあと考えています。
2018年、おかげさまで元気に食べ、楽しく情報集めができ、、ブログも更新することができました。来る年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様、お元気でよい年をお迎えください。