東京から京都に住まいを移してまる2年!コロナ感染が拡大始まるタイミングで引っ越して、東京にいたら結構しんどかったと思いますが、このあたりは、大げさに気にされる方もなく、挨拶も立ち話もするし、の関西系のノリの町内で助かりました。
惣菜、外食、食品小売りと、タイムセイビングやコンタクトレスや!とか書いている私ですが、京都に住んで、この流れとは逆行しています。言ってることとやっていることがちゃうやーん、なんですが、京都は、その土地柄や大店法など法的な規制の関係で、市内には大型スーパーは少なく、市内に住む私は、専門商店で日常の買い物をする機会が増えました。八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんに豆腐屋さん。錦の市場ではあまり買いませんが、やはり専門店が多いことから、時間もかかりますが、あちこちで用事を済ませます。近くのイオン(昔ジャスコ)が建物自体建て替わるとのことで閉店。ワンストップショッピングは、高島屋の地下か八百屋発祥の八百一本店くらい。ワンストップでなく、あっちゃこちゃストップです。
最近は、ホテル開発のはずがインバウンド激減でスーパーマーケット建設にすり替わているのか、ライフなど中型店が市内で開店することが多くはなっています。スーパーマーケット不毛の地、京都駅前にロピアもできましたし、色々選択肢は増えています。若い人はどうでしょう。ネットスーパーか、生協の個配か、デリバリーもよくみかけます。今日2月28日の京都新聞には、「とくし丸」はじめ、移動スーパーも増えていると、書かれていました。中心部から離れた地域だけでなく、中心部の空白地域にも需要があるようです。
デリバリーなどが当たり前になってくると、従来のスーパーマーケットの使い方も変わってきます。私などは、やはり店の人との会話がええですね。今日はさぶいねえ~とか、豆腐屋さんでお揚げさんをおまけしてもらえるとか(豆腐屋さんは、料理屋さんがあるせいか市内には結構残っています)、、昭和ノスタルジーなんですが、こういう時代だからこそ、移動スーパーも重宝されるし、人とのコンタクトが求められるのではないかと思います。
同じく、ああしんど、と思う人はいるようで、ドイツ発のスーパーJUMBOでも、レジのレーン(コンベア)がゆっくりスピードで流れ、レジの人とお客さんが会話する、高齢者や一人暮らしの人に好評だそうです。
スーパーマーケットも、キャッシャーレス、惣菜や生鮮品のバックヤードもアウトソース化、となると、人は何をやるのか。が大事になってくるように感じます。(写真は、本社1階にできた東池袋のMUJI 地域密着、惣菜型スーパーマーケットです。)