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post by Fumi Michihata
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主張する店にこそ、Costco好きだ~!

2020年8月 3日 19:12 - Miki Michihata
 先日コストコへ行きました。やはり楽しいです、しばしのアメリカ旅行体験もできました。ご承知の通り、コストコは、会員制ホールセラー(卸売り販売、メーカー直接取引の、直接販売)の業態。世界で第2位の売上を誇る小売企業です。1位は大きく引き離しウォルマートですが、、圧倒的な品ぞろえ、安さ(品質も高い)で、安いから低所得層というわけでなく、そこその余裕のある中より上くらいの層に圧倒的な人気を得ているのではないかと思います。(Costco Japanのサイト、出店計画には、土地条件として、「高所得マーケット」と書かれています。

米国には、約550店(プエルトリコ含む)を展開、カナダ、メキシコ、イギリス、日本、韓国、台湾、オーストラリア、アイスランドにも進出しています。中国にも初のコストコができたと話題になりましたが、あまりに客が殺到し、数時間で閉めたというニュースになりましたが、その後、新型ウィルス感染拡大で、どうなったのかな。

 圧倒的ボリュームで、夫婦ふたりとなってしまってはなかなか買うのに抵抗がある量ですが、なじみの商品が、業務用、あるいはコストコ用のパッケージになっているのは、驚きがあります。買えないけど。。
 また、食品カテゴリーは、輸入品も多くて、これまたウキウキします!USビーフはもちろん、アメリカからのいちごやブルーべりー、メロン、こんなもん船に乗せても鮮度維持できるだぁと。もちろん、カリフォルニア米、カルローズも販売しています。
こうやって、農産物は輸出するのだと、これこそ輸出。シャインマスカットなど高級果物を売ることばかりを唱えているどこかの国のお役人さまたちにも見てほしいものと思います。「国産」などとこだわりのないところもすっきりしています。とはいえ、国産野菜もちゃんと売っています。
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<<オーストラリアの玉ねぎ どかーん!>>

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<<VEGANサラダも登場!>>

 ご承知の通り、コストコが低価格で売れるのは、売上のほとんどを会員の会費でまかなっているところから、とにかく、会員のためにはえんやこりゃ、というのがコストコの方針です。そして、SKUは、4000アイテム。通常のスーパーは、数万SKUを誇らしげに掲げていますが、すっきりしています。そうでっかいポーションでも過剰供給してないんです。日本は、3500SKUともっと少ない。いいですね~。

 バイヤーが、これと決めたら、あんまり広げない。KIRKLANDというPB商品もありますが、これらは、外販もしていますね。また最近では、オンライン販売、Amazon Japanにも出店し、コロナ対策もしっかり進めています。
 少ないアイテム数でも、顧客満足は高い。バイヤーが厳選したもの、おいしく、値ごろ感のあるものであれば、またコストコ行こうかな、あれ買おうかなと思ってくれる。今のスーパーマーケットは、色々あって楽しいですが、主義主張がなく、どこも同じ店に見えてしまいます。世界2位のホールセラー、やはり、主張があって、楽しいです。
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<<ワインもおすすめしっかり、試飲もします、提案型売り方>>

参考資料; デロイト 「世界の小売業ランキング2020」

この記事の執筆者:
Foodbiz-net.com
道畑富美
主張する店にこそ、Costco好きだ~!
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