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post by Fumi Michihata
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フランチャイズ 米国ハンバーガーチェーンはなぜ強いのか

2020年6月27日 14:40 - Miki Michihata
 日本フードサービス協会から5月度の外食産業の状況が発表されています。5月には、少し戻ってきたかなという感じですが、居酒屋、ディナーレストランなど、夜型・接待需要外食は、かなり苦戦を強いられています。
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それにしても、ファーストフード業態は強い。ファミリー客需要が増えたのか、客単価もアップしています。マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、米国から入ってきて、日本にしっかり根付いたこれらの業態は、コロナにも負けず、既存店前年比において、マクドナルド115.2%、ケンタッキーフライドチキン137.6%と恐ろしい数字をたたいています。対する日本製バーガー、モスバーガーも、112.2%と健闘しています。

 とはいえ、日本製バーガーは、弱いのか。味は美味しい(多くの人が、食べたいのはモスバーガー、お店に行ってしまうのはマクドナルドと答えます)のに、なぜ?
先日も、ファーストキッチンのベーコンエッグバーガーが食べたいなあと思って、赤坂見附店へ行ったら、すでにここは、ウェンディーズと一緒になっていて、昔のベーコンエッグバーガーは姿を消して、その名も六本木ベーコンエッグバーガーとか、パティは、ウェンディーズの肉っぽいもの、全然違うものになっていました。創業から最盛期のメンバーの皆さんを存じ上げていることもあり、とても残念、悔しい気持ちがします。

 なんで、日本製バーガーは、メインストリームとならないのでしょう。商品のマーチャンダイジングの問題、調理オペレーションや教育の問題、マクドナルドは、しくみがきちっとできています。加えて、現社長のサラ・カサノバさんは、優れたマーケティング力とリーダーシップがあります。日本勢の社長は???

 もうひとつ、最近教えてもらった本に、「FRANCHISE 」という Marcia Chatelaniという女性社会学者が書いたものがあり、マクドナルドはじめ、米国でファーストフードのフランチャイズチェーンがこれほどまでに拡大したのは、黒人コミュニティの活躍があるからである、その黒人コミュニティとフランチャイズビジネスとのかかわりを説いています。冒頭に、現在話題となっているBlack Lives Matter運動と同じ状況がでてきて、興味深いです。

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人種問題、コミュニティ、、まだまだ勉強することありますが、6月はこのブログもさぼってしまいました。東京事務所を、シェアオフィス&キッチンに移転することになり、ドタバタやってましたというのが言い訳です。また改めてご案内申し上げます。



この記事の執筆者:
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道畑富美
フランチャイズ 米国ハンバーガーチェーンはなぜ強いのか
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