シカゴは、米国の数ある都市の中でも、歴史や文化を感じさせてくれる街です。その分、保守的なのかなという印象を持っていましたが、先進的な試みに取り組んでいます。
<<私も重宝しましたレンタルバイク>> 特に、環境の視点においては、Sustainable Chicagoを掲げ、エネルギー、水、ごみやリサイクルなどの分野で、様々な取り組みをしています。郊外までも延びる公共交通網が発達し、プリウスのタクシーが日本より多いのにもびっくりしました。レンタサイクルは、市内ならばどこでも乗っても返してもよいシステム。オヘア空港では、屋上に畑もあり、養蜂もやっているようです。
スーパーやコンビニの惣菜売り場では、紙パルプ製容器が主流です。NY市では、7月からスチロール製の容器が使用禁止になるとのことでしたが、大手の容器メーカーが市を訴えているそうです。これも米国らしいです。シカゴの条例については調べられていませんが、レストランショーでは、プラスチック容器よりも紙容器、また竹容器などの自然派素材のもの展示がかなり目立っていました。もうすでにプラスチック容器は少数派、あっても生分解性のものが主流となっています。
<<空港のブリオッシュドーレのサラダは、パルプ容器、レストランショーでもこんなブースばかりです>>
大量消費の国、それでどれだけ持続性に貢献しているのかわかりませんが、、欧米の国は、徹底していますね。ダメなものはダメ、こっちと決めたら、そちらに進む。日本と違って、グレーのゾーンがなく、どんどん推進していく。契約社会とあいまい社会、どちらがよい悪いでなく、歴史に培われたものが違うんですよ
日本の容器は、容器リサイクル法とやらで、結局リサイクルするための業務委託料とか、お金で解決する仕組み、結局、どうなっているのか見えにくいですね。
健康面での話題になりますが、NY市では、ファーストフードチェーンのカロリー表示の次は、塩分の高いものには、「塩分警告!」マークが必須となるようで、、それだけ、生活習慣病は、社会にとって、深刻で解決すべき問題なのでしょう。小気味よくやっていく様がアメリカです。
<<リンカーンパークのファーマーズマーケット、ごみを分別、生ごみはコンポストへ>>