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post by Fumi Michihata
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香港レディミール定点観測ちう 2017.12

2017年12月17日 08:48 - Miki Michihata
 香港に30時間滞在してきました。今年4月以来ですが、相変わらず人が多いです。観光客も増えているようで、中国本土からの旅行者は制限していると言いながら、その数、8.8%の増加。

4月に来たとき、英Marks&Spencer の空飛ぶ(英国から輸入されている)チルド・レディーミールにびっくりして、このブログで書きました。高くてあまり売れてないんじゃないかと、継続しているかなあと思ったら、継続しています。レディミールに、空飛ぶカットベビーほうれん草、今日見たのは、スペイン産、スペインで収穫され、イギリスで加工そして、香港へ。旅するカット野菜。
レディミールも相変わらず、たくさん置かれてます。だれが買うのでしょうか??前統治国、英国の意地なのか、、すごいです。
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<<空輸されているMarks&Spencerのレディミール>>

 コンビニのレディミールも日々進化しています。セブンイレブンのサンドイッチ、以前は、玉子やツナのぺったりしたペーストのようなものが挟んであっただけなのに、レタスがふんわりと挟んであるのに感激。進化しています。香港の空港にあるセブンイレブンでふかひれスープも食べてみましたが、これまた美味です。
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<<ふんわりサンドになってます!>>
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<<20HK$くらいだったか、塩分少なく、ゴマ油と紅酢付、いけます>>


(日本勢も頑張っていますよ)
 日本人が経営するおむすび屋さん、華御結(はなむすび)もますます人気です。店舗数も増えて23店舗にも広がっています。最も安い塩おむすびが、13HK$(200円くらい)ですから、日本のコンビニなどからしたら相当高いのですが、じゃんじゃん売れています。新しく改装された香港そごうに入店していて、お米も売っています。
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<<香港でおむすびといえば、華御結、米も売ってます>>  

高級スーパー、city superには、ロック・フィールドのサラダショップが入っていますが、ごっつい量を購入される方を発見!お金の使いっぷりが違いますね。と同時に、大阪発いなりずしの豆狸さんが、テスト販売をされていました。日本から女性メンバーが二人派遣され、おいなりさんをつくって、販売されていました。
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<<こんな大胆な買い方見たことない!>>
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<<甘じょっぱいおいなりさんは、香港でも人気出るはず>>

 惣菜ではありませんが、洋菓子のシャトレーゼも、この地で30年日系エーワンベーカリーと組んで、1月に1号店がオープンしています。以来、今では8店舗にもなっているようです。シュークリームが12HK$と買いやすい価格で、今後150店舗を展開する計画だそうです。
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<<製品を輸入してるのかなあ~。材料は、日本製>>

 人も多い、経済的にも日本人より裕福(一人当たりGDPは、43,861ドル)、香港人の4分の1の数が、毎年日本に来ていて、しかもリピーターと言いますから、日本びいき(特に大阪が好きみたいです)です。日本の惣菜企業が進出するには、大いに有望な市場です。目が出るほど高額な家賃を乗り越えないといけませんが、、


(参考資料)

この記事の執筆者:
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道畑富美
香港レディミール定点観測ちう 2017.12
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