フランスでは、パリを素通りして、ノルマンディーへ行ってきました。りんごとカマンベールチーズで有名なところです。ある農園に滞在しましたが、食事は自前です。いきなり調理班に変身!どこへ行っても「買い物&調理&食べる」の繰り返しです。
<<冷凍パラパラミンチを使って肉コロッケ、じゃがいもがうまくてグぅ!>>
スーパーUとピカールに行きました。スーパーUは、フランスの小売業の組合が運営するディスカウンターです。PB商品も棚に多く並び、価格も安い。チルドのレディミールというよりも、ここでは、素材を買って、ある程度手をかける顧客層が多いのかなと思う品揃えです。肉製品は、さすがに充実。パテやソーセージ、加工品が充実しており、地元のカマンベールチーズもめちゃおいしそうです。
<<ready to cook 肉惣菜は充実しています>>
野菜の缶詰や瓶詰が多いのも魅力。ノルマンディーは、フランスでも特に寒いところで、冬は当然保存食という伝統です。そういった昔ながらの食の知恵も、売り場に表れています。おお!常温のレディミールも充実しています。安い(およそ2ユーロ)、あまり買い物頻度も高くない、、となると、常温レディミールの需要も高まります。
<<こういう食文化です、スーパーマーケットっておもしろい>>
<<常温レディミールが充実しています これも都市部とは違う点です>>
さて、ピカールチェック。日本の3分の2くらいの価格でしょうか。種類も豊富で、楽しいです。金曜日の夕方ですが、シニアから若いカップル、一人客、客層も多彩で、じっくり今日の夕食を選んでいきます。本場のピカールには、日本食もあります、寿司、枝豆、焼き鳥と、価格は高くてそれほど売れるものではないと思いますが、さすがに1000SKUを誇る品揃えです。味付けは、よけいな調味料を使っておらず、本当に使いやすい、冷凍野菜は、美味しいと思います。
<<これがピカールの本来の姿>>
<<新製品です。ぴっちり真空にして、レンジ加熱すれば膨らみます。>>
<<タルトタタンが絶妙。中身はやはりひっくり返ってます。ピスタチオのアイスは、杏仁豆腐味でがっくりですが、ノルマンディーらしいデザート>>
レシピブックが売られていました。ル・モンド紙編集のもののようです。パリの駅コンビニで、見つけましたが、シリーズになっていて、ピカール商品を使うテーマのものだったようです。シンプルな材料で、シンプルに調理するという趣旨の本です。スープ、アントレ、スイーツなど、いくつかシリーズでレシピブックとまとまっています。
<<このシリーズでピカールレシピ本が、ピカールに売ってます。>>
フランスも、どこも、家庭調理のテーマは、同じ。手ごろな値段で、簡便な調理、そして見栄えよし、そこにピカールの冷凍素材もうまく活用されているというわけです。それまで、いろいろな啓蒙活動が繰り広げられたことと想像します。