ソムキット副首相のイケメンインテリぶりにぼっ~となっておりましたら、工業、商務、科学技術、運輸、観光スポーツ、5人の大臣が登壇。なんと5人中3人が女性!さらに、取りしきるは、タイ投資委員会の日本代表も女性!!!しかも、めっちゃ、仕事できそうな感じです。確かに、タイでは、田舎に行っても、でてくるのは女性ばかり。大学でも学部長ですと女性、私の友人のタイの女性たちもすばらしい。
翻って、日本。日本中から集まった聴衆は、ほぼおっさんばかり。一応先進国とされる国にあって、これはないだろう。
「一億躁活躍社会」、来年の春までに、各業界、従業員301人以上の会社は、どの程度女性の管理職として登用されているのか数値を報告し、今後女性管理職を増やしていくかの計画を提出する義務があるそうです。数値目標ばかりに捉われて、おかしなことにならなければいいですが...
食品業界は、実は男社会。購入の決定権を握っているのは、ほぼ女性なのに、男性がつくっているおかしな業界です。世の中にあふれる食品、手間かけず、便利になって、よかったな~なんですが、ほぼ男性の視点に立って生まれた商品のように思います。私自身は、おいしいもの、新鮮なものを食べたいので、料理することは、まったく厭いません。こんな商売をしていますが、正直、家庭では便利なものはほとんど使いません。実は、世の中にあふれているもの、本当に望まれて開発されているのかな、と思います。
食べ物や日々の食卓の準備については、様々な価値観があってしかるべきです。が、我々女性が、本当に欲しいもの、重宝するものは、何かを考えていくことができれば、と思うのです。来年は、また一段と頑張ります。