ミラノ博を見た後は、レンタカーを借りて、途中アグリツーリズモに寄り道しながら、ベネチアに向かいました。イタリアでの運転は初めて、街の中は、道は狭くて一方通行ばかりで運転しにくい、また、郊外に出て、AutoStrada高速道路に入れば、制限速度の時速130キロかそれ以上のスピードで、阪神高速の環状線並みの車間距離で、元ヤンキーの私でも緊張しました。イタリア人って、そうだったのね~、フェラーリやマセラッティの国ですものね。意外にも自動車の保有率は、ドイツよりも高く、バイクの保有率も、日本の1.5倍、ドイツの3倍と、実は、イタリア人とは、"スピード好き"と"いちびり"(関西弁でええかっこしい)なのではと、気がつきました。
<<アウディのSUV、週末料金・フルカバーの保険で、たった3日間でおそろしいレンタル代でした(涙)>>
イタリアでアグリツーリズモが盛んな背景には、農業や食の志向だけでなく、実は、イタリア人のドライブ好きも貢献しているのでは、と勝手に想像しています。今回は、バイオリンの街、クレモナの郊外で、クラテッロ(豚のもも肉の指定された部位を使用した生ハム)の生産者、ベネチアの近郊でプロセッコの生産者を訪ねました。いずれも、原産地名称保護制度であるDOP(Denominazione di Origine Protetta)の基準を満たすもので、おいしさ抜群、さらに、畑のそばという環境も素晴らしいものでした。
<<素朴ながらおしゃれなレストランとカンティーナ、有名リストランテの名前がいくつかかかってます>>
<<プロセッコ農家、生産者から買うと安い!最近日本にも出荷し始めたとか、東京でいくら?>>
イタリアの郊外を走っていると、カフェやピッツエリアなどがあることに気がつきます。もちろん、高速道路にも給油所、コンビニ、カフェテリアの一体となったパーキングエリアはあるのですが、郊外には、結構おしゃれな店があるようです。プロセッコの産地近くで、見つけたのは、こんなかっこいいカフェ&ピッツエリア、車が吸い寄せられるように入っていきます。意外にも、こういうビジネスもありではないかと思います。さすがイタリアらしく、デザインが素敵です。こんなビジネス、日本でもいかがです?!
<<シンプルかつ、イタリアにしてはモダン。バイク置き場の床面は、小麦柄です。手前のバイクは、DUCATIだ!>>
参考資料:一般社団法人 日本機械工業連合会のレポート http://www.jmf.or.jp/syuuhou/html/letter/letter_27_02.pdf