政治的な情勢は、不確定要素満載のタイ、でもバンコクの街は、どこ吹く風よと、楽しい消費生活!といったムードです。開業したばかりの商業施設EmQuartier(エムクオーティエ)を覗いてみました。いきなり、高級コンドミニアムの販売会、客寄せのキレイなお姉さんたちが並んでいます。今後、日本でこんな風景が見ることができるのでしょうか、、
と思っていたら、東京でもよく見られる「新しい商業施設ができたら、おばちゃんたちがやって来るの図」が、このモールでも繰り広げられていました。
たまたまだったのか、平日の午前中ということ、おばちゃんたちが好きそうなイベントをやっていたということもあるのでしょうが、時間もあるし、カネもある、おばちゃんたちが連れ立って、ブランドショップ居並ぶショッピングモールに繰り出しています。
<<ぞくぞく、やってこられます、日本で見る風景と同じですね>>
タイの平均寿命は、女性77.8歳、男性71.1歳(2013年、世界銀行のデータ)で2011年、60歳以上の人口は、全体の13%ですが、急速に高齢化が進んでいます。合計特殊出生率も、すでに1.4と、日本並みの数字で、女性は結婚しない子供産まない構図が、ここでも進んでいます。20年前に東北タイで高齢者の調査に参加したことがあるのですが、その頃の、死因は、トップが交通事故、次が肺炎みたいな有様で、生活習慣病とは、まったく関係ないような状況でした。未だ東北タイはそんな状況にあるかもしれません。が、東北タイでも、中心部は、大きなモールができて、皆、車で遊びにくるような状況です。 今後、寿命が延びたことで生じる課題もいろいろ出てきそうです。
ともあれ、バンコクでも中高年は、元気で明るいです。こういう人たちが、日本に観光にやってきて、お金を使っているのかなぁ~と見ていました。
バンコクの新しいモールや飲食店で売っているものは、日本と同じ、値段もほぼ同じです。両替したら1バーツ、4円でした(涙)。もう時差も、東京で流行ったものがバンコクでも売れる、、ではなく、すでに逆の流れもあります。またアジア各国からの出店もあり、どんどん競争は激しくなっています。
<<台湾からの特大チキンカツ、HOTSTARに行列>>