欧州への旅は、インフレに加え、日本人には円安が加わり、地獄。ちょっと朝食を外食したら3千円、4千円!ユーロスター、セントパンクラス駅のプレタマンジェ、三角サンドとパンプキンラッテで8£。カードの明細を見ると1£165円とかで計算されていて贅沢な朝食となります。日本円はさておき、1€≒1ドル≒0.8£位、1ドル120円くらいで計算すれば、まあまあ納得の価格。スタバのカプチーノ、ロンドン3£、オランダ4€が目安となるでしょう。
インフレで小売業界も競争がすごい! イギリスでは、ビッグ4といわれてきたTESCO、Sainsbury、ASDA、Morissonsの小売業、この4社で7割以上のシェアを長らく保ってきたのですが、この秋、ドイツのALDIが4位の地位にランクイン!おそらく一時的なことでなく、Morrisonsが浮上しそうにないことはお店からもわかります。
ロンドン市内KilburnのALDI Localは、食品に特化した、素晴らしい店。顧客がしっかり買い物しており買い上げ点数も多い印象。日曜日、17時の閉店前でレジには長い列。あの真ん中の雑貨集めた島がなく、食品ばかり。野菜、肉、水産物(生鮮三品とは言い難い。肉・水産物は、チルドのアウトパック)。ALDIは米国でもすごい勢い、皆の大好きなトレジョことTRADER JOEもALDIの傘下です。

<<KILBURN駅から徒歩3分、 東京で言えば大久保あたりかな>>
そして、同じくドイツ発のノンフリル業態、Lidlが4位入りを狙う位置にあるのです。どちらも、2025年までに、英国内で千店超えの、強気出店計画を発表していますが、勢いはとまりませんね。
消費者は、あちこち価格を見ながら買い回っている様子で。日曜日、テムズ川南(東京でいえば、小岩あたりかな)のMitcham地区では、LidlとASDAが隣接するところがああり火花が飛んでいます。その両店の間を顧客が行ったり来たりしているのがおもしろいです。同じく、形態は違いますが、Costcoものぞいてみまっした。再開発が活発に行われている、あのWembleyスタジアムのあるあたり、それほど売れている感がありません。売れているのはトイレットペーパーとミネラルウォーター。皆、カートに入れるもの慎重になっているようです。

<<近くのスタジアムでNFLの試合があって、日曜日ですが、お客さんは少なめかな。>>
そして、そこから500メートルほど離れたIKEA、これまた、割安ブッフェにお客さんがいっぱい!皆、以下に節約して時間を過ごすか、知恵を絞っています。