ついに非常事態宣言が7都道府県に出され、京都の河原町あたりもほとんどの店が閉めており、なんとも静かな週末でした。ただ、大手ファーストフード業態は、開店しているところが多く、接客の前線にいるパート・アルバイトの従業員に頭が下がるとともに、
十分な健康・安全管理と感染のリスクに見合った手当てが出ているのかなと、思います。確かに、開いているのは有難いですが、経営者として何を優先させるべきかは、悩ましいところと思います。
さて、米国のファーストフード企業の多くは、インストアでのサービスはやめて、デリバリーかピックアップで商品を提供しているようです。スターバックスは、3月20日、全店でインストアでのサービスをやめ、ドライブスルーかデリバリーでの販売に絞って営業する方針を出しており、UBER EATSを利用した場合は、配達料金を無料にするとしています。マクドナルドも全店同様の方針で運営しています。
おもしろいのは、サブウェイやパネラブレッドは、通常メニューに加えて、使用している食材、パン、カット野菜、冷凍スープ、ハムソーセージ類までも、注文を受けて、デリバリーすることをしており、レストランチェーンが、オンライン食料品店に様変わりしています。
日本でも、飲食店は、通常の営業をやめて、持ち帰りやデリバリーに切り替えるところが増えています。それだけで、従来の売上を確保するには、とても十分ではありませんが、
こういった取り組みには、できる限り応援したいと思います。