米国の食品スーパーの専門誌、PROGRESSIVE GROCER(2019年6月28日)によると、昨年9~11日の四半期から12月~今年2月の四半期では、1ヶ月内にオンラインによる食品購入した人が、17%から20%に増えたと。実に数にして5,100万人とのNPDによる調査記事がでています。18歳から44歳、また都市部に住む人がよ婁購入がより高頻度であると。Amazonに対抗して、Walmartは、店頭でのピックアップの強化、一定額のサブスクリプション制を導入したり、また鍵を預かって自宅の冷蔵庫に入れてくれるサービスまで開始すると発表しています。
家まで入ってきてもらうのはセキュリティ上、どうなんか?と思いますが、それほど競争が激しいということでしょう。先日経済産業省が発表した電子商取引に関する市場調査によれば、日本のオンライン取引市場は、BtoC市場が2018年に18兆近く、前年の8.4%増。最近は、メルカリみたいなCtoC市場も伸びてきていて6,392億円の市場となっています。また越境ECも活発で、中国向けは、1兆5千億円、
そんな活況なEC市場ですが、食品はまだEC率は低いですね。家電や書籍などは、30%を超えていますが、やはり実際に見て触れて買いたい食品は、EC率が2.64%。生協、オイシックス、またアマゾン、そして既存スーパーマーケットのネット版など、選択肢はたくさんありますが、米国と違って、鮮度重視、献立や調理方法が多様化しているため計画が立ちにくい日本の食文化では、生鮮品を中心にオンラインに移行するのは難しそうです。
ある専門誌の記事を書くために、ここ最近、オイシックス、Amazonプライムなど試してみました。どこも会員になれの囲い込み、そして割引合戦。。あまりに露骨でちょっと引くなあ~という感じと、私みたいな年配者は、やっぱり見て買いたいし、生鮮品の鮮度には満足がいかないのが正直なところです。
レジに並ぶのもいや、重たいものを持って帰るのもいや、なんですけど、、なぜか売り場に行ってしまいます。なにか売り場に魅力があるのですよね。