熊本県御船町に行ってきました。テレビでよく報道される益城町の隣町で、被害の大きなところです。台湾の友人が日台友好のため(政権も変わったですしね)、日本に台湾バナナを送るというので、どうせなら熊本へとお願いしたところ、10ケース(100㎏)を御船町に寄贈いただきました。100キロといっても700本、町の保育園と幼稚園の子どもたちのおやつにしてもらいました。
<<猛暑の中軽トラでバナナを7つの幼稚園保育園に配布してくださった田上さん、左の方、みなさん笑顔でありがとうございます。>>
人口約1万5千万人の世帯数約6,200世帯の町で、損壊、全壊した家が5,800棟だから、町民のほとんどが何らかの被害を受けていることになります。東北の地震ほど甚大ではないようですが、飛行機から見ると、このあたりはブルーシートを被った家ばかり。神戸の地震の後、何年もブルーシートが消えなかったことを思い出します。
<<町役場ではいろいろな情報が、被害情報も毎日更新されています。>>
4月の地震から3カ月、避難所は継続中、仮設住宅の設営がこれから進むというところでした。訪問した保育園で、建物が損壊した園がありました。町役場のそばで使わなくなっていた建物を急きょ保育園に、間仕切りをして80名ほどお園児が遊んでいますが、広い園庭があったのに、地震後は狭い場所で、まあ先生方は大変です。それでも、皆元気ですね。バナナおいしかったよ~と声をかけてくれ、ハイタッチの応酬に会いました。力強いです。これから暑くなるけど頑張ってね~!
<<広い園庭もなくなってしまって、仮住まいですが、子どもたちは元気いっぱい!>>
いくつかの園を訪問しましたが、プールが崩れてなくなり、園庭のど真ん中に亀裂。建物自体不安という園にも伺いました。その近くで、仮設住宅の建設が始まっていましたが、それぞれに優先されること、町内の調整など、、いろいろな課題があるようですが、とにかく前に進まなければならない現状です。
<<園庭ど真ん中に地割れ。園長先生宅も教室になっています滝尾幼稚園>>
まだまだ支援が必要です。壊れた家や決壊した土手などにブルーシート、土のうなど、、ご支援の窓口は、御船町町会議員のたのうえしのぶさんまで
東京二子玉川ライズでは、8月6日(土)~8日(月)の3日間、熊本復興支援のためのバザーも開催されるそうです。どうぞご参加ください。
<<全国から支援物資が運ばれます。一戸ずつ種分けするのも大変な作業です。>>