ポートランド、サンフランシスコ、ニューヨークと駆け足で巡ってきました。なんといっても、脱プラスチック、植物性代替タンパク質など、環境志向が一層ブームになっていて、ただの流行で終わらないんじゃないかなぁと思うほどの勢いです。
ファーストフードの持ち帰り容器は、数年前からほぼ紙製になっています。プラスチックストローは、、意識高い系チェーンは、ほぼ生分解性プラスチッ製か、紙製シフト。ゴミの分別も、リサイクルできるもの、コンポストになる食べ残しやバイオプラスチック、そして雑ゴミと、ごみhの箱は分別されています。でも、ゴミ箱をのぞいてみると分別されてないやん!状態です。意識が高いのかどうかわかりません。
<<BEYOND SAUSAGEは、もちろん紙製容器に入ってます>>
一方で、植物性代替タンパク、肉については、大手ファーストフードチェーンが、本腰入れてメニューに導入しています。ケンタッキーフライドチキンは、代替肉を使ったフライドチキン(と呼んでいいのかどうかわかりませんが)専門の緑の代替ケンタッキー・フライド・チキンを試験的に出店。なんと大行列を作ってしまったとか。代替チキンは、5月に上場を果たしたBeyondMeat と組んでトライアルしているそうです。
同じくBeyond Meatを使ったバーガーキングのIMPOSSIBLE BURGERを食べてみました。マンハッタン、バスのポートオーソリティ近くの店。店頭にあるポスターを見てると、店から出てきた男性が、ヴェジタリアンバーガーだよ、と声をかけてきました。食べる食べないは別として、その存在は人々の知るところとなっているようです。通常ワッパーが、6.89ドルのところ、Impossible Burgerは、1ドル高い設定です。味は、油少なく、でも、肉っぽい味がしています。肉肉感はないですが、マクドナルドのパテの脂くささをのぞいた感じで、知らずに食べれば、肉のバーガーです。
<<余談ですが野菜マシマシにすると、マシ分お金とられますね。>>
ダンキンドーナッツもBeyondMeat バーガーを導入しています。こうなってくると、タピオカブームみたいなものかなと思いますが、
<<NYタイムズスクエアのデカ看板にもBEYOND DUNKIN>>
小売用には、Whole Foods Market、AmazonGo、サンフランシスコの自然派スーパーにはもちろん、セイフウェイにもと、あちこちにBeyond Meatは売場に並んでいます。スーパーマーケットは、植物性タンパク棚ができています。アジアには、豆腐やテンペなど元々代替タンパク製品はあるのですが、こうやって食べなれたメニューにしていかないと、まずはトライしてもらえないんでしょうか。
<<サンフランシスコのグルメスーパー GUZZ'MARKETの植物性プロテインの棚、BEYOND MEATもならんでいます>>
アマゾンの大火事が話題になっており、環境意識もますます強まりそうです。肉を超えたお肉、今後の広がりを期待します。でも、豆腐じゃダメですか。