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post by Miki Michihata
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乱立 バンコクの商業施設

2014年5月24日 11:03 - Miki Michihata

バンコクは、Central グループとMallグループが競うようにして、商業施設を建設しています。今月オープンしたばかりの、英国大使館跡のCentral Embassyは、お決まりの金満ブランドのテナントでかためられ、デザインは、上海にあるLAvenue というショッピングセンターにそっくりなチャイナ成金趣味。まだ、ソフトオープンのためか、空白の空間があり、ちょっと寂しい感があります。


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食の分野では、Dean&DelucaとHarrod'sのティーサロンが入っています。Dean&Delucaはホテルオークラ階下の1号店に続き、2号店でしょうか。こんな高い惣菜、誰が買うのでしょう。サンドウッチは、220バーツと700円くらいですから、日本と同じくらいですね。


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日本からは、鍋ぞう、まい泉、一風堂などが出店。NYのデザート専門レストラン、Chikarishas も。表参道ヒルズに続き3店舗目でしょうか。NYの店は、カウンターのみ10席くらいだったと記憶しています。日本人女性パてのChikaさんが目の前でつくるデザートと飲み物を楽しめ、しかも素敵なウェイター、すごく雰囲気がありましたが、このような店は、多店舗展開するものではないですね。


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シーフードレストランの老舗、ソンブーンも入っていますが、かなり高級店になった模様。チュラロンコン大学近くにあった元の店は、再開発でなくなってしまうのかもしれません。遠い存在になってしまいそうです。

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来年には、この階上にハイヤットグループでも上級カテゴリーのパークハイヤットができるそうです。かなり高級な施設を狙っているのですね。なかなか敷居が高いお店ばかりですが、地下のeat thaiというタイ料理ばかりを集めたフードコートは、明るい色調の木を多用し、プレゼンテーションうまく、タイの食文化が楽しめるしくみです。また、グローサリーの物販も充実しており、入り口でICチップ入りのカードをもらって、注文した料理を食べたり、ショッピングを楽しんだりすることができます。最後に出る時に、すべて精算というしくみです。バンコクも海外料理の普及が普及し、自国の料理の存在が薄くなっています。最近の若い世代は、あまり辛い物を食べないという話も聞きました。自国の食文化をここで発信し、皆に親しんでもらおうという意気込みが素敵です。


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バンコク到着当日に、クーデターがあり、夜間10時から早朝5時までの外出禁止令で、飲食店でも、さっさと返されてしまいます。このまま軍の支配が続き、夜間の外出禁止令なども長引けば、経済に大きな影響を与えることなりそうです。また、バンコクへの渡航禁止を推奨する国も数十か国と、タイの主力産業でもある観光業には、大きな影響があるでしょう。
しかし、今後数年、商業施設開発の勢いはとどまることはないと思います。ただ、中心地の非日常、ユーロブランドモールよりも、今後は、ローカル、コミュニティに根ざした小規模・地域密着型の商業施設が増えていくことと思います。

この記事の執筆者:
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道畑美希
乱立 バンコクの商業施設
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