アジア最大級の食品展示会、第10回THAIFEXが、5月21日より25日まで開催されています。昨年に続き、私も行ってまりました。折しも軍による戒厳令布かれ、昨日夕方にはクーデターと、政治は大変な様子ですが、こちらの会場はまったく関係ないようで、中東、アフリカなどからも多くの入場者を集めていました。
【ハラール食品の展示は、昨年より3倍、4倍の勢いです】
【タイ版6次産業化商品、デザインもなかなかおしゃれです。】
昨年より出展者も増え、展示の仕方などが、また一段と洗練されている印象を受けました。飲料(特にコーヒーや機能性のもの)のブースが拡大していました。大きな流れとしては、欧米型に向かっていっているなぁと感じます。70年代の日本と同じです。ステーキ、サラダ、私たちも憧れた欧米メニューです。
【オーストリア産牛肉の展示、他にもハラール牛肉?なども出展しています。】
【食品スーパーでは、サラダバーは、一般的になっています。Centralグループが展開するスーパーTopsで】
BTSの駅のショップでも、街の屋台にもサラダは登場しています。衛生管理を考えるとぞっとしますが、まあこれからの課題として、、きっとタイ人は、お腹が痛くならないのでしょう。ヤワい日本人には、ヤバいですね。
【大丈夫か?!冷蔵ケースでもない、氷もないところで、容器に入ったサラダが売られています。BTSモーチット駅で】
【もっと大丈夫か?! 炎天下の下、寿司屋台です。サーモンなどもあります。この寿司はあちこちで見ました。ベンダーが存在するようです。】
なおんと、すしも屋台に登場しています。1ヶ5〜13バーツ、一口サイズのかわいらしいもの。見ていると結構人気のようです。生食という考えが広まっているのですね。サラダ、すし、サンドウッチ、、
日本からというと、日本のうどんや焼きそばなど、麺類にも注目が集まっていたように感じました。
【Oishiグループは、次はサンドウッチで攻めるようです。】
日本からはJETROが、地域の食材をたくさん集めて、出展していますが、これは「なにやってんねん?」をいう感じです。戦略なき思いつきの出展では、税金の無駄遣い。なにをどう売るのか、選択と集中。そしてあちこちの産地ではなく、オールジャパンチームで取り組む必要があると思います。
いずれにしても、アジアの食は、まだまだこれからおもしろくなる。このサイトの初めての投稿がバンコク、しかもクーデターのあった日、というのが、なんか運命づけられた感あります。頑張って、発信していきます。よろしくお願いいたします。