カリフォルニアプルーン協会による健康惣菜セミナーを開催しました
プルーンは西洋すももを干したものですが、さまざまな健康効果があるようです。ミネラル分、食物繊維が多く、腸の活動をサポートするプルーンを使った健康的な惣菜の提案を小売業の惣菜コーナー向けに提案するセミナーです。
最近は、健康惣菜というと、野菜たっぷり、あるいは、カロリーや塩分・糖分などを減らしたものが多いのですが、あまりに健康、健康と言いすぎると、お客様は、遠のいてしまうというILSIの調査を紹介し、「元気に、おいしく、モリモリ食べて、アクティブに動いて、おいしい惣菜を健康惣菜」と考えて、煮豚や煮魚のメニュー、また白和えやマリネなどにプラスして、プルーンを惣菜として召し上がって欲しいとお話ししました。手前味噌ではありますが、プルーンを入れて煮た煮豚は、実に柔らかくておいしいです。
加えて、スーパーマーケットの惣菜売り場では、あまりに奇をてらったメニューというよりも、定番メニューに沿ったもの、そしてお客様に伝わりやすいものがいいかなという考えから提案しておりますので、食品商業4月号(3月15日発売予定)でご覧になってください。
折しもセミナー前日は、一般社団法人日本惣菜協会の新年賀詞交換会、今や6百社を超える、食品業界で最も元気な惣菜業界ですが、2020年、新しい10年は、ますます「惣菜で元気に」なるような惣菜づくりで社会に貢献してほしいと思います。
参考
ILSI(特定非営利活動法人国際生命科学研究機構)の日本支部、国際ワーキンググループによる「中食企業が考える「健康な食事」」2019年2月21日